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'13/9/26

違法コスプレ衣装売り3億円



 著作権を侵害するコスプレ衣装をインターネットで販売したとして、広島県警生活環境課と広島南署の合同捜査本部は25日、衣料品販売などの永井製作所(広島市南区)の社長加藤伸枝容疑者(39)=広島県熊野町=を、著作権法違反(著作権侵害品の頒布)の疑いで逮捕した。

 合同捜査本部によると、同社は2008年12月ごろからことし4月までに、アニメキャラクターの衣装など数万点を販売、約3億円を売り上げたという。

 同本部の調べでは、加藤容疑者は同社社員と共謀。3月15日ごろから4月17日ごろまでの間、特撮ヒーロー番組「海賊戦隊ゴーカイジャー」に登場するキャラクターのコスプレ衣装4点を、著作権を持つ東映の許可を得ずに複製された品と知りながら、ネット上で大阪府や神奈川県などの男女4人に計約3万2千円で販売した疑い。

 同本部によると、同社は「トライマックス」などの名前で、ネット上に6店舗を開設。常時、約4千種類のコスプレ衣装をサイトに掲載し、海外にも顧客がいたという。

 同社は顧客の注文を受け、取引先である中国の縫製工場に製造を発注。商品は工場から直接、顧客に発送させていたという。もともとは古着や古物をネット販売する事業を手掛けていた。

 コスプレをめぐっては、広島県内でも10年から各地で「コスカレード」と題したイベントが催され、尾道市では昨年から行政も支援して全国規模の大会が開かれるなど、若者を中心に人気が高まっている。同本部は、同社がコスプレ人気に乗じ、犯行を繰り返したとみて調べる。

【写真説明】広島県警が押収した、著作権者の許可を得ずに複製されたとみられるコスプレ衣装(広島南署)




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